産休・育休

厚生年金保険養育期間標準報酬月額特例申出書の記入例や提出体験談

目安時間 9分

産休明け時短勤務の場合、忘れると損する手続きがある

というのをご存知でしょうか。

 

それが

「厚生年金保険 養育期間標準報酬 月額特例申出書」です。

 

私も4月から時短勤務で復職となりました。

時短勤務なのでもちろん給料は下がり、これによって社会保険料(健康保険+厚生年金保険)も下がります。

 

特に厚生年金の支払いが下がるって事は、
将来もらえる年金もその分少なくなるってのが前提です。

 

でも!

 

この手続きをする事によって

 

支払い料金は少ないのに、
産休育休に入る前の金額を支払っているとみなしてくれて、受け取る年金が減らない

 

という、超お得な制度が利用出来るのです。

なので今回は
実際に私が育休明けでやった手続きや提出方法を体験談とともにレポートしていきます!

 

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育休明けの手続きまずはこれ!時短で給料が減る場合

育休が明けて大体一週間後位でしょうか。

会社で仕事をしていたら、人事部の方からこんな書類をもらいました↓↓↓

 

「厚生年金保険 養育期間標準報酬 月額特例申出書」
とな???

 

何だこの小難しい表題の書類は!?w

 

一緒に入っていた説明の紙をよく読んでみると、

 

 

時短勤務で給料が下がる
社会保険料も下がる(健康保険料+厚生年金保険)

でもこの書類を申請すると、安い金額なのに産休育休前の支払いとみなしてくれる

将来もらえる年金額は減らない

※子が3歳未満の場合に限る

 

ということらしい!!

 

おおっ!

 

これはありがたい制度、メリットだらけ〜〜

これは絶対にやったほうが良いヤツじゃないですか〜〜〜!!

 

早速、実際に作っていきます。

育休明けの手続き養育期間標準報酬 月額特例申出書の記入例

う〜んこういう書類ってなんだか難しそうですが、

よく見ると自分で記入する場所は結構少ない!

 

私の実際のものを参考に記入例を作ってみました。

赤字部分が私が書いたところです。(実際は黒ボールペンで記入しています)

 

 

青枠部分は、会社が記入するところなので、私は記入不要と言われました。

 

なので書く部分は少ないですが、

自分、結構ビビリなんで・・・

私が一瞬ペンが止まった場所はこちら(^_^;)

 

 

◼️ア、年金手帳の基礎年金番号 

いきなり年金番号が分からない!という事態に陥りやすいですが、年金手帳を会社に預けている状態だったので、うちでは会社で書いてくれるとのこと。

ただ、

私は以前、別件で基礎年金番号を調べたので↓↓↓

基礎年金番号が分からない時の調べ方!探す書類や問い合わせ方法

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今回はすぐに記入することができました!

あの苦労は無駄ではなかった…笑

 

 

◼️⑤、養育開始年月日

一瞬、「養育開始日!?」と疑問に思いましたが、

冷静に考えたら子供の誕生と同時に養育開始していますので、

上記にある子どもの生年月日と同じ日を記入しています。

 

 

 

◼️⑥、養育特例開始年月日

記入例にも細かい説明がありますが、

私の場合は第一子で育休が終了したので、会社へ復職した日を記入しています。

第二子なんかの場合は、

上の子の特例期間が切れる日の翌日を書くことによって、

下の子で引き続き特例が使えるよ〜って感じみたいですね。

 

 

◼️⑥、右下の署名・印鑑部分

日付は私が会社から書類をもらった日にしました。

私は会社に「下の自分の印鑑はシャチハタでもいいよ〜」と言われたのでポンッと押印しています。

 

 

養育期間標準報酬月額特例申出書の提出先や持ち物

よっしゃっ!!

結構簡単に書類が書けた!

次は提出だ〜〜!

 

いやいや、ちょっと待って!!

 

この用紙「養育期間標準報酬 月額特例申出書」1枚だけでは手続きはできません。

 

え、なになに、まだ書かなきゃいけない書類があるのっ!?(´゚д゚`)

 

と思いましたがw

 

 

実は添付書類を二点付けて提出が必須なんだって。

 

それがこれ。

・子どもの戸籍抄本(しょうほん)
・世帯全員分の住民票

 

あ〜〜なんだ、そっち系の書類ね・・・

 

簡単にサクサク〜〜と入手できる人もいると思いますが、

 

我が家は戸籍場所が他県なので、抄本は取り寄せないとゲット出来ないんですよね・・・

なのでわざわざ手紙で取り寄せして、自宅に届くまで約5日程かかりました(^_^;)

 

これは生年月日と親子関係の証明として必要らしい。

 

 

んで、

住民票は子どものものだけでいいと思っていたんですが、

世帯全員分が必要とのことで子どもと夫の分も慌てて発行してきました\(^o^)/

 

これは子どもと同居している証明として提出するんだって。

 

 

【ようやく揃った提出3点セット】

・養育期間標準報酬 月額特例申出書

・子どもの戸籍抄本(しょうほん)
・世帯全員分の住民票

 

やっと揃った〜〜!!

いよいよ提出できます!!!

 

 

でもどこに!?

 

 

私の場合は、会社の担当部署へ返送・提出でOKでした。

 

ただ、

会社が対応してくれなかったり、既に会社を退職している場合は

自分で年金事務所や事務センターへ提出になります。

 

年金事務所っってなんじゃそりゃ!?

 

と私も最初は思いましたが、

https://www.nenkin.go.jp/section/soudan/

 

こちらで最寄りの年金事務所を調べてみると、意外と近くにあったりします!

 

私も別件で2度ほど利用したことがあるんですが、空いている事が多いみたいで、結構早い対応の印象です。

 

基本的に平日だけのところが多いみたいなので、土日休みの人はその辺ちょっと考えないとですね(^_^;)

 

厚生年金保険 養育期間標準報酬月額特例申出書まとめ

・意外と簡単に作れた

・年金番号を記入する欄がある

・一緒に戸籍抄本、住民票の提出が必要

 

産休育休明けでいきなり小難しい書類を渡されましたが、

取り掛かってみると結構簡単に作ることが出来ました!

 

こんな手続き知らなかった!やってない!

という方でも

過去2年までなら遡って申請できます。

 

不明点は会社の担当部署もしくは年金事務所に相談!

 

少しの手間ですが、

将来の年金額に関わってくるので、私も忘れないうちにさっさと終わらせちゃいました〜ヽ(^o^)

 

 

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